ウシモツゴの里帰りinリトルワールド(8月9日)

ページ番号1012290  更新日 令和7年9月3日 印刷 

放流会の様子

講演会の様子

ウシモツゴ

   8月9日(土曜日)、野外民族博物館リトルワールドにて、「ウシモツゴの里帰りinリトルワールド」を開催しました。
ウシモツゴは、コイ目コイ科に分類される淡水魚で、全長5~7センチ程度の小型の魚で愛知県のレッドリストでは、「絶滅危惧IA」❝ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高い❞というカテゴリーに分類されています。
 犬山市のため池にもウシモツゴが生息していましたが、20年程前に外来魚の侵入などによって、絶滅しそうになったところを、神奈川県にある東海大学の北野教授に保護されていましたが、今回「里帰り」として、野外民族博物館リトルワールド協力のもと、施設内の池に放流することになりました。
 この日は、その里帰り放流会と、ウシモツゴをどのように保護していたのかなどをテーマにした、犬山フィールドサイエンス代表の大仲知樹氏と、東海大学教養学部人間環境学科の北野忠教授によるそれぞれの講演が行われました。
 放流会では、小学生以上の子どもたちが多く参加し、21名の市民が、ブルーシート製のウォータースライダーを使用して、「おかえり~」と言いながら、ウシモツゴの放流を行いました。
 放流会に参加した小学生は、「上手に放流出来て良かった」、「ウシモツゴがウォータースライダーを通って元気に帰れたのが嬉しかった」と話しました。
 リトルワールドに放流されたウシモツゴは、今後放流が上手くできたかを把握するため、経過観察していき、将来的には市内のため池への放流を目指します。

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