事業所の防火指導
ページ番号1001015 更新日 令和2年11月18日 印刷
大規模地震を想定したシナリオ非提示型図上訓練
令和2年11月9日、村田機械株式会社犬山事業所で大規模地震を想定したシナリオ非提示型図上訓練を実施しました。
シナリオ非提示型図上訓練とは、訓練参加者にシナリオを提示せず、経過とともにコントローラーが災害状況を付与することで、机上で大規模地震を模擬体験できる訓練です。この訓練を通して、災害対応の指揮能力向上や消防計画の見直し、不足資機材の確認などを行います。
今回の訓練では、岐阜県美濃地方を震源とする直下型地震により、市内で震度6強の地震が発生したとして、自衛消防組織の本部隊を対象に実施しました。地震発生の状況付与から始まり、工場で火災が発生することやエレベーターに従業員が取り残されるなどの災害状況が付与され、参加者は迷いながらも状況を判断し、対応を指示しました。
シナリオ非提示型図上訓練への取り組みは、同事業所からの要請で実施し、消防本部では初めての試みでしたが、少人数の参加者で効果的な訓練が実施できました。この訓練は地震想定だけでなく火災を想定した訓練も可能で、小さな事業所でも実施できます。実施を希望される事業所は下記までお問い合わせてください。
このページに関するお問い合わせ
消防本部 予防課 予防担当
電話:0568-65-3123 〒484-0066 愛知県犬山市大字五郎丸字下前田1