不適切な消火器の訪問点検にご注意!

ページ番号1007133  更新日 令和2年10月6日 印刷 

悪質な消火器の訪問点検がありました

令和2年8月24日、26日に小牧市で、同年9月14日にみよし市で、会社やお寺に悪質な消火器の訪問点検と思われる事案が発生しました。

発生事案

●令和2年8月24日午前11時ごろ(小牧市内で発生)

 「ヤマト防災の野村」と名乗る者から「消防署の委託を受けて、消防設備の点検を含めた立入検査を実施するため、今からそちらに伺う」と某事業所の社長に電話が入ったが、不審に感じた社長が後日連絡する旨を伝えて電話を切ったもの(被害金額はなし)。

●令和2年8月26日午前10時ごろ(小牧市内で発生)

 某事業所に「総合防災設備 東海大和防災」と名乗る者から「消火器の交換に行きます」と電話があり、同日に2名で消火器の点検に現れた。10本ある消火器を交換後、税込み64,350円の請求書を置いて帰った。翌日27日に同業者の「中村」と名乗る者から昨日の支払いをするよう最速の電話を受けたが、当該事業所は消火器の保守を別の業者に委託しており、払えない旨を伝えて電話を切る。その後、当該事業所の顧問弁護士に相談すると、再び同業者の「中村」と名乗る者から支払い催促の電話があったが、弁護士に相談中である旨を伝え電話を切る。

●令和2年9月14日午前9時ごろ(みよし市内で発生)

 某お寺の住職に「ヤマト消火器」と名乗る業者から消火器の点検を実施する旨の電話があった。お寺や教会を対象に消火器の点検をしており、点検の必要がある旨の説明を受けた。設置されている消火器2本を17,000円で交換した。明らかに高額な価格ではないものの、消火器点検義務の有無、点検表作成の可否について説明不足で、交換後の消火器が製造年から1年経過している消火器であったことから適正価格であるか疑念があった。

対策

消火器の不適正な点検による被害を防ぐための注意点。

・連絡を取ってきた点検業者は契約先と相違ないか確認する。
・職場であれば上司や担当者に相談する。
・不審な点があれば即答せず、警察や消防へ連絡する。

ご不明な点があれば、消防本部予防課までご相談ください。

このページに関するお問い合わせ

消防本部 予防課 予防担当
電話:0568-65-3123 〒484-0066 愛知県犬山市大字五郎丸字下前田1