住宅防火対策推進事業
ページ番号1001009 更新日 令和6年10月25日 印刷
令和6年度住宅防火推進町内消防訓練について
令和6年10月20日(日曜日)に住宅防火推進町内の「名犬ハイツ」において消防訓練を実施しました。
令和4年度から令和6年度の3年間で、(1)消火器取り扱い訓練、(2)てんぷら火災実演とその消火訓練、(3)煙道体験、(4)応急手当訓練、(5)住民の方による炊き出し訓練を行いました。
消防訓練では、毎年80~100人が参加し、「久しぶりに顔を合わせた」といった声もあり、地域における人的ネットワーク(つながり、結びつき)の強化も図ることができたのではないでしょうか。
また、天ぷら油火災実演では、「水をかければいいの?」という声もあり、新たな発見もあったと思います。
名犬ハイツは、令和6年度で3年間の住宅防火推進町内を終了します。
3年間の成果としては、
スプレータイプの消火器が令和4年度の調査では、7軒しか設置されていませんでしたが、令和6年度の調査では、98軒と大幅に増加しています。
割合にすると、5.9%→93.3%となり なんと87.4%もアップしています!
また、この「スプレー式消火器」は、令和4年度に、町内会の提案により全戸に配布されています。
「自分たちの地域は自分たちで守る」という防火・防災意識が高まり、住民自らによる火災の備えができたのではないでしょうか。
住宅からの出火における死者の割合は全建物火災の死者数(放火自殺者をのぞく)の約9割を占めていることからその根絶を図ることを目的に、平成3年度から住宅防火元年として位置付け住宅火災死者防止活動を全国的に展開するよう国の基本方針が定められました。
当市も基本方針に基づき住宅防火推進地域設置要綱を定め、次のような活動を行い住宅火災による死者発生防止に努めています。
ア.住宅防火推進町内の設置および防火指導
平成5年度に上野住宅を住宅防火推進町内(以下「推進町内」)として設置し、3年を目安に下表一覧の地域や町内を順に設置することで推進町内を拡大してきました。
現在は、令和4年4月から名犬ハイツを推進町内として設置し、防火看板を公園に掲示するなど町内全体に防火啓蒙を行っています。
指導内容は各町内の集会場や公園、広場において、防火講話、煙体験、地震体験、消火器の取扱い指導や近隣者による協力体制の必要性などの防火教養を年に1回程度実施しています。
地域名・町内名 |
---|
上野住宅、前原台住宅、西楽田団地、日の出住宅、犬山ニュータウン、長者町団地、天神町、つつじケ丘、栗栖区、善師野台、桃山台、尾張富士グリーンハイツ |
イ.高齢者防火訪問
毎年火災による死者の半数以上が65歳以上のお年寄りです。年々高齢化が進むにつれ高齢者世帯や独居老人世帯が増加し、お年寄りの死者も増える傾向となっています。
お年寄りを火災から守るため88歳高齢者宅の防火訪問などを行い火災死亡事故防止に努めています。
このページに関するお問い合わせ
消防本部 予防課 予防担当
電話:0568-65-3123 〒484-0066 愛知県犬山市大字五郎丸字下前田1