3機関による合同大規模林野火災訓練を実施(6月29日)
ページ番号1012198 更新日 令和7年7月17日 印刷
6月29日(日曜日)、犬山市の栗栖地区において、犬山市、犬山市消防団、名古屋市消防航空隊の3機関合同での大規模林野火災を想定した訓練を実施しました。
この訓練は、昨今多発している大規模林野火災の発生に備え、実施したもので、「地区内の山で煙が上がっており、火点も複数存在する」という想定の下で行いました。
林野での火点を早期に発見する訓練として、名古屋市消防航空隊にも応援要請を行い、上空からの偵察活動をはじめ、災害等では初めてとなる市所有の給水車や、林道内の小川や桃太郎港などの自然水利を活かした消火訓練を行うなど、各機関が相互に連携した消防活動を行いました。
訓練に参加した大澤消防団長は、訓練の開始にあたり、「山火事を想定した訓練を実施したいという、消防団の提案に各機関が協力していただいたおかげでこんなに大規模な訓練を実施できることになった。栗栖地区は山がせりたっており、独特な地形で、山林には傾斜もあるため、本日は安全管理に気を付けて、事故がないように訓練を行って欲しい。」と述べたほか、原市長は、「全国で林野火災が発生している。犬山市も半分は里山に囲まれていることから、林野火災は大丈夫かという心配の声をいただく。そうした中、各機関が連携した訓練が実現したことは、大変ありがたく、意義深い」と話しました。
訓練後、今回の訓練を担当した消防署警防担当の暮石消防士長は、「今回の訓練では、山中での通信連絡手段等、難しい部分もあったが、訓練を通して関係する機関の連携強化を図ることが出来た。訓練で得られたことを関係機関で共有し、市内で発生する林野火災に備えるために、今後も計画的に訓練を実施するようにしたい」と振り返りました。
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