市内河川等における有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)について
ページ番号1010258 更新日 令和7年6月16日 印刷
有機フッ素化合物について
有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)は、撥水性と撥油性を併せ持つ特異な物質として表面処理など様々な用途に使われてきました。しかし、難分解性、高蓄積性、長距離移動性という特性があることから、環境への排出が継続された場合の将来への影響を未然に防止するために、現在では製造や輸入が原則禁止されております。
令和2年5月には「人の健康の保護に関する要監視項目(※1)」に設定され、河川等の暫定指針値としてPFOS及びPFOAの合計値で50ng/L以下(※2)とされました。
(※1)要監視項目 人の健康の保護に関連する物質ではあるが、公共用水域等における検出状況等から
みて、直ちに環境基準とはせず、知見の集積に努めるべきもの
(※2)ng 1ngは、1gの10億分の1の重さ
水質調査結果(令和7年5月実施)
令和7年5月に今井地区の市内河川等において、有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)の水質調査を実施しました。
本調査については、令和6年度実施の水質調査において、北洞南池等の6地点で暫定指針値超過が確認されたため、継続的な監視を目的として行ったものです。
調査結果は下記のとおり、3地点中1地点で暫定指針値の超過が確認されました。
今後も継続的に調査し、PFOS・PFOAへの対応が国より示された場合、速やかに対応できるよう動向を注視していきます。
なお、水道水については、令和3年度よりPFOS及びPFOAの水質検査を実施しており、検査地点において暫定目標値の基準値以下で推移しています。
調査地点 |
PFOS及びPFOA(ng/L) |
---|---|
虎熊大池 |
31 |
北洞南池 | 35 |
巖頭洞川支流 今井開拓パイロット | 337 |
令和6年度調査結果
令和5年度調査結果
関連情報
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