猫について

ページ番号1008446  更新日 令和4年3月23日 印刷 

猫を飼うときのマナー

人と猫が仲良く上手に暮らすためには、飼い主としての責任を持ち、しっかりとしたしつけと、ご近所からの理解が得られるような気配りが大切です。

猫の飼い方

猫は室内で飼いましょう

以前は、猫を外で自由にさせることが本来の飼い方だと考える人が多数を占めていました。
しかし、ふん尿や鳴き声など、飼い主の知らないところで近所に迷惑をかけている場合があるため、室内で飼うことが主流となりつつあります。
飼い主が猫に合った環境(トイレ、爪とぎ、遊び場など)を整えれば、猫は外に出さなくてもストレスなく室内で暮らせる動物です。
室内で飼うことで周囲へ迷惑をかけないだけでなく、交通事故や猫同士のケンカによるけがや感染症から猫を守れるなど、多くの利点があります。

不妊・去勢手術をしましょう

メス猫は年に2~3回出産し、1回の出産で生まれる子猫は3~5頭です。
このため、不妊手術をしないと繁殖してすぐに飼いきれなくなります。
また、オス猫の場合、去勢手術をすることにより発情期の鳴き声やテリトリー誇示のための強烈な臭気の尿がなくなります。
子猫を望まない場合は、必ず不妊・去勢手術をしてください。

名札などの身元表示をしましょう

首輪と連絡先を書いた名札を装着しましょう。
マイクロチップを皮下に埋め込む方法もあります。
万が一、行方不明になった時や災害時の身元確認などに大変有効です。

最後まで責任を持って飼いましょう

猫を捨てることは「動物の愛護および管理に関する法律」によって禁止されています。
一生涯、愛情を持って飼い続けてください。
どうしても飼えなくなった場合でも、新しい飼い主を探してください。

猫が敷地内に子猫を産んだ

飼うつもりがない場合や、飼い主を見つけるつもりがなければ、むやみに触れたりえさを与えたりしないで、そっと見守ってあげてください(一度でもえさを与えると住みつくことがあります)。
子猫がある程度育てば、親猫が他所に連れて出て行きます。
住みついては困る場所に産んだ場合は、その周辺に芳香剤や希釈した食用酢を撒くなど居心地を悪くして、親猫が他所に連れて行くよう仕向けてください。
市役所や動物愛護センターが保護しに行くことはありません。

飼い主のいない猫対策

飼い主のいない猫(野良猫)が増えるのは、繁殖制限されていない猫が外で無秩序に出産を繰り返しているためです。
また、飼い主のいない猫が増えて困るのは、猫の存在が問題というより、猫が引き起こす迷惑行為(ふん尿、鳴き声など)が増えるためです。
えさを与えている人がえさやりをやめたとしても、猫がゴミなどを漁るようになり却って迷惑行為が増したり、他の人が新たにえさを与え始めたりして多くの問題は解決しません。
さらに、猫を捕獲し、他の場所に捨てることは遺棄にあたり法違反となりますし、捨てられた場所の人たちも迷惑です。
今、地域にいる「飼い主のいない猫」を「排除する」のではなく、私たち人間と同じ「命あるもの」としてとらえ、地域の中で猫を「適正管理する」ことで地域住民との共生を認め、自分たちのまちの問題として、迷惑やトラブルを解決し環境美化を図っていく「地域猫活動」が注目を集めています。

猫の飼い主の方へ

飼い猫が、飼い主のいない猫の原因となっていることが多くあります。
飼い主のいない猫が増えないよう、マナーを守って飼育してください。

猫の捕獲について

猫は市役所では捕獲していません。
犬猫の保護・収容は動物愛護センターで行っていますが、猫の保護は「歩けないほどのけがをしている場合」に限定されます。
犬については、例外なく「狂犬病予防法」に基づいて保護・収容をしています。

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 健康推進課 保健センター 庶務担当
電話:0568-61-1176 〒484-0086 犬山市松本町一丁目121