民生委員・児童委員
ページ番号1012503 更新日 令和7年12月4日 印刷
暮らしの支援を地域でつなぐ 民生委員・児童委員
民生委員・児童委員とは
民生委員は、民生委員法に基づき厚生労働大臣から委嘱された非常勤の地方公務員で、児童福祉法に基づく児童委員を兼ねています。交通費などは支給されますが、無報酬のボランティアです。任期は3年ですが、再任が可能であり、長年活動している人もいます。
犬山市では、町内会単位で概ね250世帯前後に1人、全体で130人の委員定数が設定されています。また、犬山北、犬山南、城東、羽黒、楽田、池野で協議会を組織し、イベントやサロンなどを企画・運営している地区もあります。
民生委員・児童委員は、支援の「つなぎ役」
地域住民から寄せられる生活での様々な困りごとの相談に応じ、必要な援助を行うのが民生委員・児童委員の主な活動ですが、専門職ではなく、あくまでも地域住民の一員であるため、直接的な支援を行うのではなく、その内容に応じた専門機関への「つなぎ役」が最も重要な役割です。
そのため、高齢者や障害のある人、子育て家庭などの社会的な動向や、支援制度の内容に関し、定期的に研修を受講しています。
また、守秘義務が法律によって定められており、地域住民は安心して相談できるようになっています。
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担当区域の高齢者や障害者のいる世帯、児童・妊産婦・母子家庭などの状況把握(家庭訪問や地域での情報収集など)
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ニーズに応じた福祉・サービスなどの情報提供
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支援が必要な方の様々な相談に応じ、助言や必要に応じ支援機関へ連絡
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児童の登下校時の声かけ、パトロール活動 など
子どもや子育ての専門担当「主任児童委員」
主任児童委員は、子どもや子育てに特化し、地区ごと(犬山北、犬山南、城東、羽黒、楽田、池野)に1~2名が活動しています。地区の民生委員・児童委員と連携し、子育ての支援や児童の健全育成活動などに取り組んでいます。
また、乳児家庭への訪問活動を妊婦期から行い、安心して子育てができる環境づくりに貢献しています。
同じ住民だからこそ行き届く、地域でつないできた見守りのバトン
民生委員・児童委員はどこの地域でも、地域住民と暮らしながら、私たちを見守ってくれています。地域の民生委員・児童委員を知りたい方は、近所や町内会に確認してみましょう。福祉課でもお問い合わせを受け付けています。
また、欠員が生じている地区もありますので、活動に興味がある方は、ぜひ下記までお問い合わせください。
令和7年度一斉改選について
令和7年12月から3年間の新たな委員の任期にあたり、一部区域では新しい委員を選任することができませんでした。
市では福祉に関する専門の相談窓口を設けており、住民のみなさまがこれまでどおり安心して暮らせるよう、相談先としてお知らせします。お悩みごと、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
| 定 数 | 130名 |
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| 選 任 | 114名 |
| 欠 員 | 16名 |

このページに関するお問い合わせ
健康福祉部 福祉課 庶務担当
電話:0568-44-0319 犬山市役所 本庁舎1階

