平成29年度の取り組み

ページ番号1004321  更新日 令和5年10月4日 印刷 

福祉会館の今後のあり方の検討

 福祉会館は、昭和45年に開館して以来、福祉に関するボランティア活動をはじめ、様々なサークル活動、町内会活動、各種団体の総会や懇談会などを支える機能をもち、周辺住民だけでなく、多くの市民が利用している施設でした。

 しかし、この福祉会館も建築から46年が経過した頃には、外壁の剥落(はくらく)のほか空調や受電設備などの不調や故障に悩まされるようになりました。また、城下町地区に位置することから、建物自体が景観を悪くしていることも問題視されていました。

 市では、このような状況を踏まえ、今後の福祉会館のあり方を検討することとしました。

 

広報(5月1日号)に「福祉会館の今後のあり方」の記事を掲載

 広報(5月1日号)に「福祉会館の今後のあり方」に関する記事を掲載し、現状および市の現段階での方針をお示しするとともに意見を募集しました。内容につきましては以下をご覧ください。

意見聴取その1(市民アンケート)

 意見聴取として、市内在住の20歳以上の方、1000名を対象に、「公共施設の今後のあり方に関するアンケート」を平成29年6月28日(水曜日)から平成29年7月24日(月曜日)まで実施しました。

★ 調査結果

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意見聴取その2(利用者アンケート)

 意見聴取として、福祉会館を通年または定期的に利用していただいてる各種団体に、聞き取り・アンケートを実施しました。

意見聴取その3(町会長アンケート)

 意見聴取として、福祉会館・犬山北小学校・内田老人憩の家を避難所に指定されている町内の町会長へアンケートを平成29年8月8日(火曜日)から平成29年8月25日(金曜日)まで実施しました。

★ 調査結果

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方針決定とプロジェクトチームの編成について

 市民の皆さまからお寄せいただきましたアンケートの結果や関係団体のご意見を参考に、平成29年11月6日(月曜日)に開催いたしました経営会議(市長含む部長以上の幹部で構成)にて方針を決定し、平成29年11月22日(水曜日)の全員協議会にて、その内容について議会に説明させていただきましたので、以下に示します。

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「福祉会館の廃止に伴う国際観光センター・フロイデの多機能化」プロジェクトについて

 市では、将来に多額の費用が見込まれる公共施設の更新問題に対応していくため、公共施設の再配置を進めています。

 直近では、老朽化した福祉会館を平成31年度末で機能停止をすることを予定しており、同会館が担ってきた各種機能を他の施設へ移転することが必要となります。この機能移転の受け皿の中心となる施設としては、国際観光センター・フロイデが最有力候補と考えています。ついては、同施設を市民の様々な交流を促進し、市民が活躍することをサポートするための施設とし、多機能化することで対応していきたいと考えています。

 また、市内に点在する公共施設についても順次再生し、新たなフロイデを中心とした施設のネットワークを構築することで、さらなる有効活用を図ることを検討していきます。

【プロジェクトの目的】

(1)福祉会館は令和2年3月に機能停止(令和2年4月以降に解体撤去、発掘調査を実施、最終的に犬山城の便益施設(地域の集会場を含む)として整備)

(2)国際観光センター・フロイデ→(仮称)市民交流センター・フロイデ

・平成31年度中に機能移転に必要な改修工事を実施、翌年度から新たな施設としてスタートします。

 ※ 新たな用途:市民交流、国際交流など市民が集い、様々な活動を通じて活躍するための施設とします。

(3)地域の既存施設(公民館、学習等供用施設、老人憩の家など)の用途変更

・フロイデを市民交流の中心施設とすることで、上記既存施設も同じ目的を持った地域施設として位置付けます。 

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【プロジェクトチームの編成】

・プロジェクトの推進にあたり、平成29年11月21日(木曜日)に庁内プロジェクトチームを編成し、第1回の会議を開催しました。

・施設の再配置は、基本的に床面積を減らすことになり、市民の皆さんや関係団体にご不便をおかけすることになりますが、将来の犬山市のために避けては通れない道として、説明を丁寧に行いながらプロジェクトを進めました。

 

 

 

楽田出張所(消防団第五分団車庫)の今後のあり方の検討

 楽田出張所は、楽田村役場の跡地に建設され、築38年が経過しています(平成29年当時)。施設の老朽化に加えて、駐車場が少なく交差点の角という立地から利用しにくいなどのご意見があったため、今後のあり方についての検討を始めました。

 

市有財産(土地・建物)の売却

 厳しい財政状況の中、限られた財源で施設の適切な管理を継続して実施するには、廃止・統合も含めた公共施設のマネジメントが不可欠です。そのための安定した財源を積み立てることを目的として、不用となった市有財産(土地・建物)は積極的に売却する方針です。

 平成28年度より、「官公庁オークションシステム」を利用して一般競争入札を実施しています。平成28年度は、「犬山市大字犬山字妙覚24番1 14,601,000円」「犬山市大字犬山字上り屋6番8  52,200,000円」の2つの物件を売却し、売却益は公共施設マネジメントのための基金に積み立てています。

★ 売却予定地については、以下のリンクからご覧いただけます。

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このページに関するお問い合わせ

経営部 経営改善課 契約・資産活用グループ
電話:0568-44-0301 犬山市役所 本庁舎4階