名経大生の考えた食物繊維たっぷりの給食献立
ページ番号1007524 更新日 令和3年3月2日 印刷
2月、14校ある市内小中学校で「名古屋経済大学生の考えた給食」が提供されました。市内にある同大学とは官学連携の一環として、協働で食育事業に取り組んでおり、管理栄養学科学生の考えた献立が給食に提供されるのは、今回で4回目となります。今回は「食物繊維」をテーマに同学科の8人の学生たちがそれぞれ考えた献立を、市の栄養士らが、学校給食で提供できるものとして選出し、同大2年生外山結花さんの考えた献立が提供されました。献立は、「ブリのごまごま揚げ」「豆ジャコサラダ」「縁の下の力持ち豚汁」これに麦ごはんと牛乳が付き、食物繊維、カルシウムがたっぷり。
冬が旬の魚ブリは、いりごまの入った衣をまぶしてあげてあり、考案途中では、白と黒両方のごまを使用してみたが、見た目から白ごまのみにしたのだとか。また、風味がよくなるばかりか、栄養を効率的に吸収できるようにすりごまも使用する工夫をしたそうです。
サラダにはひよこ豆、ジャコ、小松菜など、食物繊維を多く含む食材が使われ、レモン汁、しょうゆ、ごま油で味付けしてあります。
「縁の下の力持ち豚汁」には根菜類(土の中で育つ野菜)がたくさん入っており、目に見えない土の中で育つけれど、栄養がたくさんあるというメッセージが込められています。
コロナ禍のため、これまで直接行っていた栄養教諭・学校栄養職員からの指導助言はなく、学生はオンライン授業のみで考案。また、学生が給食当日に小中学校を訪問し行っていた会食も中止に。各学校では給食だよりの用紙に掲載したり、当日の給食時にアナウンスをしたりして献立を紹介しました。
市立楽田小学校では26日(金曜日)に提供され、「ごまが好き」という6年山田昌尚さんは「サラダは豆のコロコロした食感と、ジャコのカリッとした食感がし、献立の中で一番好き。ブリも、ごまの風味が香ばしくおいしかった」と完食していました。
※小中学校内では、基本的に、互いに濃厚接触者の条件に当てはまらないような生活様式を取っています。人の間隔が十分保てないときは必ずマスクを着用したり、常に活動場所を換気したりしています。給食時間においては、食事直前までマスクを着用し、一切会話をせずに食事をとっています。
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