犬山のめざす乳幼児育成の方向

ページ番号1001431  更新日 平成28年3月31日 印刷 

全人格形成の基礎を築く

人として生を授かり、家庭やまわりの人の愛情を受け、十分に養護の行き届いた環境の中で成長できることが、子どもにとって最良の幸せです。

乳幼児期はあたたかい心を持ち、知的にも道徳的にも社会的にも自律し、「物事を的確に判断できる」人となる基礎を築くとても重要な時期であり、家庭や園、子どもをとりまく者すべてが志を一つにして子育てをすることが大切です。

乳幼児期は全人格形成の基礎期

乳幼児期の人格形成の基礎となる部分は、やはり「心身ともにゆったりできるあたたかい家庭環境」にあり、そこでは生命の保持はもとより保護者の愛、家族の愛が常に存在することが基礎となります。

園では、保育者のあたたかい人間性で保育を展開し、集団の場をうまく活用しながら、人格形成の基礎固めをし、その上に根ざす情緒の安定につなげています。

情緒の安定がないと集中力や根気さが欠け、ささいなことで不安定になったり、怒ったり、泣いたり、困らせたりなどの行為を繰り返すこともあります。反対に情緒が安定していると、意欲的ではつらつとし、自分から進んでいろいろなことに興味を持ちやってみようとし、徐々に自信をつけていくことができます。

情緒の安定は、乳幼児期に基本的な生活習慣を身につけるときも、友だちとのあそびの場でも、大人が社会生活を送る場合でも必要不可欠なものです。

乳幼児期には、ゆったりとできる環境と、家族や周りの人の愛情があることが条件となります。育成の最終目標に「自立した人間性」をかかげて乳幼児期の子育てをします。

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健康福祉部 子ども未来課 保育園・幼稚園担当
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