国宝犬山城
ページ番号1001053 更新日 令和4年2月3日 印刷
犬山城大手門枡形跡(犬山市福祉会館跡地)発掘調査について
犬山市福祉会館跡地周辺には、犬山城内への入口となる大手門とその関連施設(石垣、土塀、堀など)で構成される大手門枡形がありました。
平成23年に当時の福祉会館駐車場の一部で実施した発掘調査の結果、大手門枡形の西側にある大手口という空間を構成する堀跡の一部が確認され、犬山市福祉会館跡地は国指定史跡犬山城跡の追加候補地になっています。
史跡の追加指定と今後の利活用について検討するため、犬山市福祉会館跡地の地下に堀や土塁などの遺構がどれぐらい残されているのか、また、それらがどのような大きさや形だったのかを確認する目的で、発掘調査を行いました。
- 調査名
- 犬山城大手門枡形跡(犬山市福祉会館跡地)発掘調査
- 調査箇所
- 犬山市福祉会館跡地(犬山市大字犬山字北古券地内)
- 調査主体
- 犬山市教育委員会歴史まちづくり課
- 請負業者
- 株式会社イビソク名古屋支店
- 調査期間
- 令和3年7月19日(月曜日)~11月5日(金曜日)
- 犬山市福祉会館跡地と犬山城大手門枡形の位置関係 (PDF 958.8KB)
- 犬山城大手門枡形跡発掘調査概要 (PDF 182.5KB)
- 調査区(1)の調査成果 (PDF 857.0KB)
- 調査区(2)の調査成果 (PDF 906.7KB)
- 調査区(3)の調査成果 (PDF 997.6KB)
- 調査区(4)の調査成果 (PDF 867.1KB)
- 調査区(5)の調査成果 (PDF 1019.9KB)
- 発掘調査成果まとめ (PDF 549.0KB)
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あいちの考古学発表資料 (PDF 1.7MB)
令和3年12月11日~12日に開催された、あいちの考古学のポスターセッションにて発表した資料です。
現地説明会(終了しました)
発掘調査の成果を市民の皆さんにお知らせし、犬山城の堀の大きさを体感していただくため、現地説明会を開催しました。
- 日時
- 令和3年10月3日(日曜日) 10時~15時30分
- 場所
- 犬山市福祉会館跡地(犬山城大手門枡形跡発掘調査現場)
国宝犬山城
犬山城は、天文6年(1537)に、織田信長の叔父である織田信康(のぶやす)によって築城されたと伝えられています。
戦国時代にはめまぐるしく城主が変わりましたが、江戸時代になると、尾張藩付家老(つけがろう)となった成瀬正成(まさなり)が元和3年(1617)に、江戸幕府2代将軍の徳川秀忠に拝領(はいりょう)して以来、成瀬氏が犬山城主を務め、平成16年に財団法人犬山城白帝文庫(現在は公益財団法人犬山城白帝文庫)が設立されるまで、全国で唯一個人所有の城でした。
現存する天守は、昭和10年に国宝に指定(昭和27年に法律の改正により再指定)されています。
天守の最上階からは濃尾平野が一望でき、天気が良ければ小牧山などを望むことができます。
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所在地
- 犬山市大字犬山字北古券65-2
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開場時間
- 午前9時から午後5時(最終入場は午後4時30分まで)
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休城日
- 12月29日から12月31日
※警報が発令された場合などには、状況により閉城となる場合があります -
入場登閣料
- 高校生以上 個人 550円
- 団体(30名以上) 1割引(490円)
- 団体(100名以上)2割引(440円)
- 団体(300名以上)3割引(380円)
- 団体(30名以上) 1割引(90円)
- 団体(100名以上)2割引(80円)
- 団体(300名以上)3割引(70円)
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犬山城下町周遊券
- 国宝犬山城+犬山市文化史料館(城とまちミュージアム・IMASEN犬山からくりミュージアム)+どんでん館
セット料金 760円(通常料金から190円割引)
(注)一旦ご購入いただきました入場券の再発券および変更はできません。
(注)有効期限 発行日より3か月 - 犬山城茶室使用料
- 1日(午前9時から午後4時まで) 5,500円
半日(午前9時から正午まで) 2,750円
(午後1時から午後4時30分まで) 2,750円 - 交通アクセス
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- 徒歩
名鉄犬山駅下車約20分 - 車
小牧インターチェンジから約25分 - 駐車場
無し
キャッスルパーキング(大型バス可)をご利用ください。
- 徒歩
(注)校外授業などに際してのお願い
お客様相互が気分よくご見学いただくため、以下の手続きをお願いします。
- 施設に電話し、「事前打合せ」の日時を決めて下さい。
- 「事前打合せ」は施設担当者と引率者とで、現地にて行います。
- 打合せ内容
施設利用に関する確認
各種資料の説明など
施設の見学
関連リンク
国宝犬山城天守・史跡犬山城跡保存活用計画について
国宝犬山城天守と史跡犬山城跡の保存活用に関する課題を明らかにしたうえで、解決への方針及び方法を定めた国宝犬山城天守・史跡犬山城跡保存活用計画を策定し、令和3年6月18日付けで文化庁長官の認定を受けました。
今後は、本計画に基づき、犬山城のより適切な保存・活用を図ります。
計画名 :国宝犬山城天守・史跡犬山城跡保存活用計画
計画期間:令和3年(2021)4月1日~令和13年(2031)3月31日
国宝犬山城天守・史跡犬山城跡保存活用計画
- 表紙-目次 (PDF 2.7MB)
- 第1章-第3章 (PDF 7.2MB)
- 第4章第1節-第2節 (PDF 9.4MB)
- 第4章第3節-第7節 (PDF 7.7MB)
- 第5章-巻末資料 (PDF 8.9MB)
犬山城総合調査報告書について
平成21年度から27年度にかけて、多角的な視点からの総合的な調査・研究成果をまとめた報告書「犬山城総合調査報告書」(平成29年3月刊行)を発売しています。
詳細は「お知らせ」をご覧ください。
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このページに関するお問い合わせ
教育部 歴史まちづくり課 埋文・記念物担当
電話:0568-44-0354 犬山市役所 本庁舎3階