姉妹・友好都市

ページ番号1002386  更新日 令和6年5月29日 印刷 

中華人民共和国湖北省襄陽市(じょうようし)

写真1:襄陽市

写真2:襄陽市

写真3:襄陽市

概要

写真:中国湖北省襄樊市

襄陽市(平成22年12月に襄樊市から改名)は中華人民共和国湖北省の北西に位置しています。市内を長江の支流である漢江が流れ、そこを隔て古代襄陽と樊城の両地にわかれています。
襄陽市は東経112度4分から112度14分、北緯31度58分から32度4分にまたがり、気候は北亜熱帯気候で南亜熱帯気候も併せもつ特色ある気候です。年間平均気温は15度から16度で、比較的過ごしやすい地域としても知られています。
古代襄陽と樊城は三千年の歴史を有し、襄陽市は多数の歴史的文化遺産を擁しています。三国志に登場する関羽が活躍し、古戦場の地としても知られており、1986年12月には政府から歴史的文化都市として指定を受けています。
襄陽市は地級市のひとつであり、総面積は19,724平方キロ、市総人口は約526万人(令和4年)を擁する中核都市です。自動車産業やハイテク産業が盛んで、工業都市としても大きく飛躍しています。
犬山市とは中国の珍猿「金絲猴(きんしこう)」を縁に友好都市提携の調印をしました。
(友好都市提携年月日 昭和58年3月13日)
平成22年12月9日、中華人民共和国国務省の許可により、襄樊市から襄陽市へ改名しました。
(注)簡体字では「襄阳市」と表記します。

ドイツ連邦共和国ラインラント=プファルツ州ザンクト・ゴアルスハウゼン市


写真1:ドイツ連邦共和国、ラインラント=プファルツ州

写真2:ドイツ連邦共和国、ラインラント=プファルツ州

友好提携背景

犬山周辺の木曽川を望む景観を「日本ライン」と名付けた大正時代の地理学者、志賀重昂氏を称えた碑とともに、ドイツより贈られた「ローレライの石」の碑が、昭和35年4月6日、木曽川河畔(不老公園)に建立されました。
平成2年、日独両国の「ライン」で川下りをしている民間会社が友好提携したのをきっかけに、翌年ザンクト・ゴアルスハウゼン市より「ミス・ローレライ」一行が来犬。犬山市側も市調査団を派遣した上、友好都市交流研究委員会を設立し友好提携を検討しました。
その結果、平成4年6月1日、ザンクト・ゴアルスハウゼン市長ロルフ・ダウム氏が犬山を訪問し、友好都市提携盟約書に調印がされ、友好都市交流が始まりました。なお、同月20日には犬山市民の代表が訪独し、ドイツにおいても同様の調印がなされました。

特色

ザンクト・ゴアルスハウゼン市はフランクフルトの西北西約100キロメートル、ライン川のほとりに位置し、ローレライ伝説で世界的に有名な観光地です。「ローレライの岩」や「マウス城」「カッツ城」等観光資源が豊富であり、ライン下りの降船場もあることから、年間を通して多くの観光客が訪れます。対岸のザンクト・ゴア市とは観光面で協力関係にあります。
ザンクト・ゴアルスハウゼン市は17のコミュニティから成るローレライ・コミュニティ・ユニオンの中心地であり、総面積は7平方キロ、市総人口は1,268人(令和2年)を擁する非常に小さな都市です。
ミュージカルや合唱等芸術活動も盛んであり、18,000人を収容する野外ステージのローレライホールを備えています。
(友好都市提携年月日 平成4年6月1日)

アメリカ合衆国カリフォルニア州デービス市

概要

写真1:デービス市

デービス市は、カリフォルニア州の北、サンフランシスコの北東約90キロメートルに位置する都市です。 夏は湿度が低く冬は温度が高い渓谷地帯気候に属するため、一年を通じてすごしやすいまちです。デービス市にはカリフォルニア大学デービス校があり、市内の多くの人が何らかの関係でデービス校に関わっているという大学のまちです。また、アメリカ屈指の環境先進都市でもあり、ソーラー発電所による電力供給システムの利用や自動車よりも自転車を利用する人が多いまちとして有名です。平成8年11月にマラソン姉妹提携を結び、犬山国際友好シティーマラソンとデービス市の市民マラソンで選手の相互派遣を始めたことがきっかけで、マラソンを通しての交流が続けられ、調印に至りました。
(姉妹都市提携年月日 平成13年2月3日)


写真2:デービス市

写真3:デービス市

写真4:デービス市

大韓民国慶尚南道咸安郡(はまんぐん)

写真1:大韓民国咸安郡

写真2:大韓民国咸安郡

写真3:大韓民国咸安郡

概要

写真4:大韓民国咸安郡

咸安郡は、大韓民国の南東部の慶尚南道の中心部に位置する都市で、総面積416.8平方キロメートル(犬山市の約5.6倍)で人口60,910人(令和5年)の都市です。
南西に大きな山があり、南高北低の地形で水が逆流して洛東江と南江が合流しているため、川の周辺に広く肥えた平野が広がり、水源が豊で営農に適している地域です。また、東西に伸びた南海高速道路と北南に伸びた邸馬高速道路、嶺湖南地方を結ぶ慶全線鉄道が郡の中央を貫いており、農産物の輸送を円滑にし、近隣の大都市と一日生活圏に属しています。一方で施設栽培および中小企業の誘致および拡大によって農工併進の背後都市として発展しています。
韓国古代の伽耶時代(3世紀から6世紀)に安羅伽耶の首都であり、安羅国王と推定される約37基の古墳群が広がり、伽耶文化の象徴となっています。営農に適した土地であり、スイカは全国一の生産高であり、他にもパプリカ、メロン、ミニトマト、ブドウ、干し柿等も生産されています。
駐名古屋大韓民国総領事館の仲介により平成24年度から交流を開始したことを契機に、犬山商工会議所による経済分野を中心とした交流が続けられ、締結に至りました。
(姉妹都市協定調印年月日 平成26年2月18日)

富山県立山町

概要

写真:立山町

立山町は、昭和29年1月、雄山町を中心に利田村、上段村、東谷村、釜ヶ渕村、立山村の1町5か村が合併し、霊峰立山の名にちなんで立山町と命名して発足、同年7月に新川村の編入合併を経て今日にいたっています。
町域は、北緯36度31分より36度42分、東経137度17分より137度45分に及ぶ広汎な区域であり、常願寺川を隔て富山市に隣接しています。
富山県中央部から東南に細長く位置し、立山連峰と立山黒部アルペンルート、称名滝などを有します。山岳地帯の地形は変化に富み、平野部には豊かな大地が広がっています。
令和4年4月1日現在の人口は、25,021人、世帯数は9,496世帯となっています。
近年は富山市のベットタウンとして宅地開発が進み、人口はゆるやかに増加しながらも、核家族化が進んでいます。
また、立山町には、世界的な山岳観光ルートである立山黒部アルペンルートがあり、かけがえのない財産となっています。この素晴らしい環境を次世代に引き継ぐために、平成15年には「町民参画型環境ISO14001」を取得しています。
(姉妹都市提携年月日 昭和48年10月16日)

宮崎県日南市

概要

写真:日南市

日南市は、宮崎県の南部に位置し、東に日向灘を臨み、西は都城市・三股町、南は串間市、北は宮崎市に隣接しています。宮崎市から日南市を経て鹿児島県に至る延長112キロメートルは全国有数のリアス式海岸で、日南海岸国定公園の指定を受けています。また、日南市を中心とした一帯は、総合保養地域整備法の指定を受けており「宮崎・日南海岸リゾート構想」等のプロジェクトが推進されています。
平成21年3月30日に隣接する北郷町と南郷町と合併し、新たな日南市となりました。
令和4年4月1日現在の人口は50,480人、世帯数は26,184世帯となっています。
日南市飫肥(おび)城主伊東祐兵次女、於仙(おせん)の方が、犬山成瀬家初代成瀬正成(まさなり)の弟正武の妻であったという事実が判明したのがきっかけとなり、この結びつきを大切に育てていこうと、市民同士の交流が芽生え、調印に至りました。
(姉妹都市提携年月日 平成12年8月10日)

兵庫県丹波篠山市(旧篠山市)

概要

写真:丹波篠山市

丹波篠山市は兵庫県の中東部に位置し、東は京都府、西・北は丹波市・加東市、南は大阪府・三田市などに隣接しています。
平成11年4月、多紀郡4町(篠山町・西紀町・丹南町・今田町)が合併し、市制施行による「篠山市」が誕生しました。平成30年11月18日、市名を丹波篠山市に変更することについての賛否を問う住民投票」が執行され、条例施行日である令和元年5月1日をもって、市の名称が篠山市から「丹波篠山市」に変更されました。
総面積は377.61平方キロメートルです。 令和4年9月末現在、人口は39,993人、世帯数は17,683世帯となっています。
市の基幹産業は農業であり、主な特産物には、丹波篠山黒豆(黒枝豆)や丹波篠山山の芋、丹波栗、丹波松茸、丹波茶などがあります。全国的に知られる「デカンショ節」のふるさとでもあり、8月には「デカンショ祭」が盛大に行われます。ほかにも、「陶器まつり」や「味覚まつり」などのさまざまなイベントが年間を通じて行われます。
篠山市との縁は、成瀬正肥が篠山城主青山忠良の三男として生まれ、第八代犬山城主成瀬正住の長女富子と結婚し、第九代犬山城主となったことに始まります。 これまでの歴史的な関係を尊重し、相互の信頼と尊敬に基づき、これまでの協力関係を発展させ、今後、幅広い分野で交流を推進することで合意し、調印に至りました。
(姉妹都市提携年月日 平成26年4月20日)

岐阜県各務原市

概要

写真:立山町

各務原市は、岐阜県の南部に位置し、木曽川を境に犬山市と隣接しています。
市域面積は、87.77平方キロメートルで、人口は、145,109人、62,222世帯(令和5年6月1日現在)となっています。
水と緑を回廊として結び、人生を潤す憩いの場や癒しの空間を創出し、地球環境保全へ直結する都市、人、自然が共生する先駆的なモデルとなる日本初の「パークシティ」を目指しています。
また、各務原市の特産品である「にんじん」と姉妹都市である韓国春川市の特産品である「松の実」を使った「各務原キムチ」は、岐阜県を代表とする特産品であり、地域ブランドの創造に一役を担っています。
(盟約締結年月日 平成23年8月23日)

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このページに関するお問い合わせ

市民部 多様性社会推進課
電話:0568-44-0343 犬山市役所 本庁舎3階