令和5年度特別支援教育冬季研修会が開催されました(12月19日)

ページ番号1010245  更新日 令和5年12月20日 印刷 

研修の様子

 12月19日(火曜日)、市民交流センターフロイデにおいて、犬山市障害者自立支援協議会と犬山市教育研究会特別支援教育研究委員会の共催で、「令和5年度特別支援教育冬季研修会」が開催されました。
 市内の小中学校において特別支援に関わる教員、相談支援専門員、障害者福祉サービス等提供事業所職員、病院職員、行政職員など支援教育に携わる関係者約70人が参加し開かれたこの研修会では、「地域における非行防止支援」と「犬山市における非行少年の現状」の2テーマについて講演がありました。
 「地域における非行防止支援」をテーマに行われた一つ目の講演では、名古屋少年鑑別所地域非行防止調整官池村寛之氏から、愛知法務少年支援センターの役割と支援の実際についてお話をいただきました。少年の問題行動について「決めつけは禁物。丁寧に聞く」、「困った人ではなく困っている人という視点を持つ」、「自分の困り感に気づいてもらい、困ったら誰に頼ればいいかを知ってもらう」など支援する側のポイントを教えていただきました。
 「犬山市における非行少年の現状」をテーマに行われた二つ目の講演では、犬山警察署生活安全課長内藤慎二氏からお話をいただきました。闇バイトへの加担や大麻事犯の急増、SNS上での不適切動画投稿など、少年を取り巻く新たな課題について、警察署の立場から教えていただきました。子どもたちが被害者にも加害者にもならないために、インターネットに書かれていることの全てが正しくないことを理解する必要があることや、自画撮り被害防止アプリを紹介してもらいました。
 参加者からは「少年の非行や問題行動に関する理解を深めることができ、有意義な研修会となった。」と感想もあり、有意義な時間となりました。

このページに関するお問い合わせ

経営部 企画広報課 広報・広聴担当
電話:0568-44-0311  犬山市役所 本庁舎4階