文化史料館南駐車場発掘現場一般公開(6月22日)
ページ番号1005954 更新日 令和1年6月24日 印刷
文化史料館南館建築工事のため5月上旬から発掘調査をしていた文化史料館南駐車場で、6月22日、発掘調査現場の一般公開が行われました。現場は弥生時代から江戸時代にかけての遺物が出土している埋蔵文化財包蔵地で、過去の発掘調査では住居跡や鍛冶炉跡、井戸跡などの遺構や弥生時代から江戸時代にかけての遺物が出土しています。今回の調査でも弥生時代から近代にまで幅広い年代の遺物のほか、古墳時代のものと思われる溝を2条確認しました。
公開の午前10時前には多くの歴史ファンや市民が訪れ、発掘作業の様子を見学しながら市教育委員会の担当者の説明を熱心に聞いていました。また発掘現場の隣に設営されたテントでは、弥生土器や犬山焼、鉄を製錬するときに出る不純物である鉄さいなど今回の発掘で出土したものの一部が展示されました。
今後は出土した遺物や作成した遺構図面などの整理を行い、調査成果を発掘調査報告書としてまとめる予定です。
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