青塚古墳まつり(5月11日)

ページ番号1005796  更新日 令和1年5月11日 印刷 

段ボールはにわで築造時の古墳の様子を再現

 たくさんのこいのぼりが力強く泳ぐ中、国指定史跡青塚古墳(楽田地区 青塚)で青塚古墳まつりが行われました。ガイダンス施設前のステージでは児童センターの子どもたちが元気なダンスを披露したり、吹奏楽の演奏があったり、テントでは食べ物やお茶、花の苗などが売られ、多くの人でにぎわいました。ガイダンス施設内ではおなじみとなった古墳消しゴムづくりのほか、市内白山平の東之宮古墳から出土した鍬形石のアクセサリーづくり、練り切りを使ったはにわまんじゅうづくりなど多くの子どもたちが体験しました。中でも東之宮古墳から出土した三角縁神獣鏡が裏に刻まれた文様を映し出す魔鏡であったことから、実際にアルミ板に線刻した模様を太陽を反射させ黒い紙に映し出す実験では、自分の書いた文字などが映し出されるとおおっと驚きの声が上がりました。

 青塚古墳は県内で2番目に大きな前方後円墳で、全長が123メートル、高さは前方部で7メートル、後円部で12メートルあります。築造当時は古墳上に3列のつぼ型などのはにわが並べられていたことから、段ボールのはにわを立て当時の姿を再現するワークショップが行われました。普段は登ることができない墳丘の上に立った参加者はここに眠る王が見たであろう風景を見ながら、段ボールの円筒はにわやつぼ型はにわを立てていきました。

 ガイダンス施設では文化遺産カードを配布しています。青塚古墳のほか東之宮古墳や犬山城など自分が訪れた文化遺産で撮った写真を提示するとカードがもらえます。詳しくは青塚古墳ガイダンス施設にお問い合わせてください(電話0568-68-2272)。

こいのぼりが泳ぐ会場でにぎわうまつり

鍬形石のアクセサリーづくり

児童センターの子どもたちによるダンス

魔鏡の実験

練り切りで作ったはにわまんじゅう

段ボール製のはにわを立てて当時の姿に

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