平和推進施策
ページ番号1002855 更新日 令和6年4月10日 印刷
核兵器廃絶・軍縮に向けた国際世論が拡がりを見せる中で、依然として世界各地で戦争や地域紛争・テロ行為が続いており、多くの人々が悲しい思いをしています。
また、平和活動の重要性が高まっている一方で、戦争の悲惨さを知る戦争体験者が年々減少し、平和の重要性を直接聞く機会も失われつつあります。
今後も、戦争の悲惨さを風化させることのないように、恒久平和の実現に向けて市民一人ひとりの平和意識の高揚を図るとともに、平和の重要性を次代につなげる様々な取り組みを継続的に展開していくことが求められています。
平和都市宣言
戦争のない世界、原水爆のない世界は全人類の悲願である。しかし現実は、世界の各地で武力紛争がたえまなく続き、また、多くの核兵器が蓄えられるなど依然として人類の生存は脅かされている。
ここに平和を希求する犬山市は、核被爆国としての認識のもとに、世界の人びとと手を携え、人類の平和を願い、非戦・核兵器廃絶のため全力を尽くすことを誓い「平和都市」を宣言する。
昭和60年9月11日 犬山市
平和首長会議に加盟しています
広島市と長崎市が長年にわたって訴え続けている「核兵器廃絶」に賛同した都市が、「平和首長会議(事務局:広島市)」に加盟しています。犬山市は平成21年12月に加盟しました。
今では、世界160か国以上、7,000以上の都市が平和首長会議に加盟しています。
国内外でさまざまな会議を開催するほか、平和啓発事業、青少年交流事業などを実施しています。
事業内容の詳細については、平和首長会議ホームページにてご覧いただけます。
日本非核宣言自治体協議会に加盟しています
「平和都市宣言」などの非核宣言を実施した自治体間の協力体制を確立することを目的として組織された「日本非核宣言自治体協議会(事務局:長崎市)」に、平成22年4月に加盟しました。
本協議会では、親子記者事業、原爆展事業、平和発信事業などを実施しています。
事業内容の詳細については、日本非核宣言自治体協議会ホームページにてご覧いただけます。
令和6年度親子記者事業の参加者を募集しています
「親子記者事業」は、日本非核宣言自治体協議会が次世代の平和の担い手を育成するために
行っている事業です。
小学生とその保護者を長崎市に招待し、8月9日に開催される長崎原爆犠牲者慰霊平和式典を
はじめとした平和のイベントや、長崎で平和活動に取組む人たちを取材して、「おやこ新聞」を
作成します。
令和6年度の親子記者事業の参加者を募集しています。
日時 |
令和6年8月8日(木曜日)14時30分から8月11日(日曜日)正午まで |
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場所 | 長崎市内(原爆資料館など) |
対象者 | 小学4~6年生とその保護者 |
申込方法 |
申込用紙をEメールまたは郵送で提出してください。 |
申込期限 |
令和6年5月15日(水曜日)まで |
受付 |
〒852-8117 長崎県平野町7番8号 長崎原爆資料館 |
学校連携事業
平和講話会
戦争の悲惨さ、平和の大切さを子どもたちに伝えるため、毎年、市内小学校で戦争体験者を講師に招いて講話会を実施しています。
子どもたちは、戦争体験者による戦時中の話に、とまどいながらも真剣なまなざしで耳を傾けています。
講話会を実施した学校では、千羽鶴を作成して、自分たちの願いとともに広島平和記念公園に贈り届けます。
学校給食で戦時中の食事を提供
犬山市では、平成30年度より、市内の全小・中学校の給食で「戦時中の食事」を提供しています。
メニューは、「菜飯、すいとん汁、ふかし芋」などです。
いつもと違う雰囲気の給食を味わいながら、戦争を知らない子どもたちが、戦争の悲惨さと平和の尊さを学びます。
戦争と平和パネル展
戦時中の様子を多くの方にご覧いただくため、毎年夏頃に、市役所1階ロビー、犬山市立図書館、名古屋経済大学図書館などの市内施設で「戦争と平和パネル展」を実施しています。
パネル展とあわせて、「核兵器全面禁止のアピール」の署名運動も行っており、毎年多くの署名をいただいています。
戦没者追悼式
過去の大戦で尊き命を捧げられた戦没者の方々に追悼の意を表し、また遺族の方々のご苦労に敬意を表し、毎年、戦没者追悼式を開催しています。
式典は、犬山市遺族連合会の方々や犬山市議会議員などが参列しますが、平和講話会を聞いた児童が、代表して感想文を朗読するなど、「次世代に受け継ぐ」ための要素も取り入れています。
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