最近の出来事

ページ番号1001044  更新日 令和6年7月5日 印刷 

救助工作車が新しくなりました。

救助工作車

 犬山市消防本部では、平成16年度より約20年間運用してきました救助工作車(レスキュー車)を、国の緊急消防援助隊設備整備費補助金を活用し更新し、令和6年7月1日より運用を開始しました。

 救助工作車は、主に交通事故や水難事故などの救助事案に出動し、車両の前後にはウインチ、後部にはクレーン、上部には照明装置を設置しています。また、これまで備えていた切断用器具や都市型救助資機材を最新のものに更新するとともに、横転した車両の固定や倒壊建物への応急支柱として活用する救助用支柱器具や水中での捜索に活用する水中ドローンを新たに導入し、近年の多種多様化する救助事案に迅速的確に対応し、市民に安心安全を提供することを目指した車両となります。このほか、車両の左右に犬山城シルエットと市章がデザインされ、犬山市をアピールする車両デザインとしています。

 この車両は、緊急消防援助隊に登録をしており、日本全国の大規模災害にも出動します。

土砂災害対応訓練

土砂災害対応訓練
土砂災害対応訓練の様子
土砂災害対応訓練
土砂災害対応訓練の様子

 令和6年5月22日、23日に株式会社丹羽由入鹿事業所の敷地をお借りして昨年に引き続き、土砂災害対応訓練を実施しました。

 この訓練では、近年増加している土砂災害を想定して、土砂に埋もれた傷病者を安全かつ速やかに救助する技術を高めることを目的としています。救助隊員は斜面に応急土留めを設定し救助活動を行いました。

 株式会社丹羽由のご協力をいただき、実践的な訓練を行うことができました。

第32回全国救急隊員シンポジウムで発表をしました

令和6年2月1日(木曜日)、2日(金曜日)に名古屋市で開催された第32回全国救急隊員シンポジウムの場において、消防署 村松翔太救急救命士が「ジュニア救命士育成プロジェクト」の取り組みについて、全国の救急隊員に向けて発表しました。

 この「ジュニア救命士育成プロジェクト」とは、令和4年度から学校教育課と連携し、市内の小学5年生と中学2年生に対して命の大切さや応急手当の手技について学んでもらい、応急手当を教育の一環として取り組むものとなります。

 今後も救命率の向上を目指し、多くのジュニア救命士を育成します。

接遇研修

 令和5年12月21日に消防署で接遇研修を実施しました。

 この研修は、消防職員の接遇能力向上を目的として、講師に医療法人医仁会さくら総合病院の菅沢看護部長をお迎えして行いました。今回の研修では、救急現場での接遇の特徴、トラブルの対応やハラスメントなどについて学びました。

 講師の菅沢様は、医療従事者としても豊かな経験をお持ちであることから、医療現場での様々なケースを例に挙げてお話しされ、救急など災害現場の対応との関連性があることから、聴講した職員も腹落ちする内容でとても有意義な研修でした。

 

接遇研修受講風景
接遇研修の受講風景
ハラスメント
ハラスメントの対応

大規模林野火災訓練

 令和5年11月1日に八曽山にて大規模林野火災訓練を実施しました。
 水源が乏しい山林では、消火に必要な水を確保するため、コンクリートミキサー車による消防用水の供給支援を受け、消火活動を行いました。
 また、空から名古屋市消防航空隊がヘリコプターによる空中消火を実施しました。

 この訓練は、新潟県糸魚川市で発生した大規模火災において、コンクリートミキサー車を活用した事例を踏まえ、本市においても市内業者の愛朋コンクリート株式会社及び犬山建設株式会社と「災害時における消防用水等の確保に関する協定書」が締結されました。この協定により、コンクリートミキサー車による消防用水の供給支援を受けることが可能になったことから、知識を深め、水利の不足する状況下での火災事案に備えることを目的とし行われました。

 多くの方が訓練に参加していただき、相互の連携を強化するとともに、より実践的な訓練を行うことができました。
 

コンクリートミキサー車
コンクリートミキサー車の構造説明
コンクリートミキサー車
仮設組立水槽への給水
仮設組立水槽から
仮設組立水槽からの放水訓練

関西電力合同救助訓練

関西電力合同訓練
関西電力合同訓練の様子
関西電力送合同訓練
関西電力合同訓練の様子
関西電力合同訓練
関西電力合同訓練の様子

 令和5年3月14日、15日に関西電力送配電株式会社との合同訓練を実施しました。

 この訓練では、送配線の鉄塔で作業員が、作業中に意識を失った事故が発生したことを想定し、安全かつ速やかに救助する技術を高めることを目的としています。救助隊員は高さ15mほどの鉄塔に上り救助活動を行いました。

 関西電力送配電株式会社の関係者の方からは、送配線の安全管理についての注意事項を指導していただき、実践的な訓練を行うことができました。

城下町地区合同訓練

城下町地区合同訓練
城下町地区合同訓練の様子

 城下町地区における大規模災害の発生を想定し、各務ヶ原消防署及び丹羽広域事務組合消防署との合同訓練を、令和5年2月14日、15日に実施しました。

 この訓練では、平成27年に発生した城下町の大規模火災を教訓に犬山消防署が作成している城下町地区調査資料をもとに、道路状況の確認や住宅の密集状況の確認、隊員の進入可能な経路の確認を行いました。

 城下町地区の注意個所について現地確認し、図上訓練を行う事で参加消防本部との連携強化を図り、より実践的な訓練を行う事ができました。

令和5年犬山市消防出初式

令和5年犬山市消防出初式
はしご乗り訓練の様子

新年にあたり、消防職員、消防団員の士気を高め職務遂行の決意を新たにするとともに、犬山市消防の陣容を市民に公開して消防に対する認識と信頼を深め、さらに市民全体の防火・防災啓発を目的としています。

新型コロナウイルス感染症の蔓延が収束していない中、感染対策を行いながら、消防職員、消防団員を中心として出初式を実施することができました。

また、当日は天候に恵まれ、犬山市から派遣している高木消防士長が所属している航空隊の消防ヘリコプターが飛来し、祝賀飛行も行われました。

 

日本モンキーパークアトラクションで合同消防訓練を実施

訓練風景1

 愛知県の尾張東部に位置する犬山市、瀬戸市、春日井市、小牧市、尾張旭市の各消防本部で構成する尾張東部五市消防連絡協議会の合同消防訓練を、令和4年11月8日(火曜日)日本モンキーパークで実施しました。
 この訓練では、犬山市内で落雷に伴う大規模停電が発生したことにより日本モンキーパーク内のアトラクションに乗客数名が取り残されているとの想定で訓練を実施し、尾張東部五市消防連絡協議会の消防本部が協力して乗客の救助を行うことで、参加消防本部相互の連携強化を図りました。
 訓練の内容は、日本モンキーパーク内のアトラクション「大観覧車」と「モンパのウキウキひこうせん」を訓練場所として、ドローンを使用した災害状況の把握訓練、梯子車やロープを使用したアトラクションからの高所救助訓練などを実施しました。普段の訓練では経験できない特別な環境下での他消防本部と連携した訓練であったため、緊迫感のある有意義な訓練を実施することができました。

小牧市消防本部梯子車
小牧市消防本部梯子車隊による救助訓練
春日井消防救助隊
春日井市消防本部救助隊による救助訓練
尾張旭梯子車隊による救助訓練
尾張旭市消防本部梯子車隊による救助訓練
犬山消防梯子車
犬山市消防本部の梯子車でも、事前の現地訓練で大観覧車のゴンドラから救助訓練を実施しました。

このページに関するお問い合わせ

消防本部 消防署 警防担当
電話:0568-65-0119 〒484-0066 愛知県犬山市大字五郎丸字下前田1