特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」について

ページ番号1006529  更新日 令和6年1月19日 印刷 

特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」について

 クビアカツヤカミキリは、サクラ、モモ、ウメなど主にバラ科の樹木に発生し、枯死させる外来生物です。
 平成30年1月に「特定外来生物による生態系などに係る被害の防止に関する法律(外来生物法)」による特定外来生物に指定され、飼養、保管、運搬、輸入、野外への放出などが原則禁止されています。
 平成24年に愛知県で初めて被害が確認されて以来、日本各地で被害が確認されています。

「クビアカツヤカミキリ」の特徴

体長
2cm~4cm程度
特徴
全体的に光沢のある黒色で、胸部(首)が赤色
分布
中国、朝鮮半島、ベトナムなど
生態
成虫の発生期:6月~8月頃
幼虫の活動期:4月~10月頃
幼虫は樹木内部で2~3年かけて成長し、その後、6月~8月に成虫となって樹木の外に現れる
被害樹木
サクラ、モモ、ウメなど主にバラ科の樹木

「クビアカツヤカミキリ」を見つけたら

 クビアカツヤカミキリの被害は、生きている樹木の幹や根から幼虫が排出するフラス(木くず・糞の混合物)の特徴から、概ね判断することができます。
大量のフラスやうどん状に固まったフラスなど、クビアカツヤカミキリによるものと疑わしい状況を発見した場合は、可能な範囲で写真を撮るなどし、環境課までご連絡をお願いします。
 防除については、成虫は見つけ次第、被害拡大防止のため、捕殺するようお願いします。生きたまま持ち運ぶことは違法となるのでご注意ください。
幼虫については、樹幹や根から排出するフラスを掻き出し、食入によりできたトンネル内にいるものを、長い針金などで刺殺します。また、防風ネットなどを樹幹に巻き付けて樹から脱出した成虫を殺虫し、ほかの樹への移動を防ぎます。
 発見日時、発見者、発見場所および発見時の状況について、できる限り写真の画像を添付のうえ、下記お問い合わせ先に連絡してください。

お問い合わせ先

犬山市経済環境部環境課
電話:0568-44-0345
ファクス:0568-44-0367
Eメール:020300@city.inuyama.lg.jp
愛知県環境政策部自然環境課 野生生物・鳥獣グループ
電話:052-954-6230
ファクス:052-963-3526
Eメール:shizen@pref.aichi.lg.jp

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このページに関するお問い合わせ

経済環境部 環境課 エコアップ担当
電話:0568-44-0345 犬山市役所 本庁舎3階