特別天然記念物 ニホンカモシカ

ページ番号1003530  更新日 令和7年4月17日 印刷 

特別天然記念物 ニホンカモシカ

ニホンカモシカ写真

発見した場合の対応について

近年、市内においてカモシカの目撃情報が増えていますが、カモシカはおとなしい性格の動物であり、こちらから刺激しない限り人に危害を与える動物ではありません。目撃・遭遇された場合は、下記の点にご留意いただき、冷静な対応をお願いします。

  1 必要以上に近づかず、大声を上げるなど、カモシカを興奮させるような行動はとらないでください。

   (突進や角に突かれるなどけがにつながります)

  2 逃げ道をふさがないでください。(カモシカは自然に山に帰っていきます)

  3 山に帰るのを見守るか、立ち去るようにしてください。

ニホンカモシカの保護の現状

 ニホンカモシカ(以下「カモシカ」と呼ぶ)は、昭和9年(西暦1934年)にその学術的価値が認められ、当時の「史蹟名勝天然記念物保存法」により天然記念物の指定を受けました。しかし、第2次世界大戦による社会の混乱と、良質な肉と皮を目的とした密猟によって、昭和20年代にその分布域の縮小と生息頭数の減少がおこったとされています。このため、密猟の取り締まりを強化する一方、昭和30年(西暦1955年)に「文化財保護法」により特別天然記念物に昇格され、現在大切に保護されています、最近では、分布域が拡大しており、長野県、岐阜県だけでなく、犬山市や春日井市、豊田市で発見されています。

このページに関するお問い合わせ

教育部 歴史まちづくり課 埋文・記念物担当
電話:0568-44-0354 犬山市役所 本庁舎3階