ヤギのいる「いぬやまコミュニティ農園」(3月20日)

ページ番号1007641  更新日 令和3年3月24日 印刷 

奥のヤギのいるフェンスの囲いの手前に並ぶ畑のうね

うつむいて草をはむ2頭のヤギ

畑のうねをはさみ、人が並んでしゃがみこみ種をまく様子

楽田地区にある耕作放棄地は、外国につながる子どもたちへの学習支援などを行うNPO法人シェイクハンズが運営する「いぬやまコミュニティ農園」として活用されています。この土地は、何年も手を入れられておらず、雑草が茂り、土に石が多く混ざる荒地でしたが、昨年秋から、同団体スタッフや農園の運営委員会メンバーであるボランティアが耕すなどし、畑として生まれ変わりました。一角にはヤギ2頭を放し飼いにし、刈った雑草を与えています。3月20日、そのヤギのお披露目と野菜の種まきの会があり、外国につながる子どもや、その支援に関わった淑徳大の学生、地域の親子などが、集まりました。学生らが市の農業講座の受講者したことのあるボランティアの手ほどきを受け、ニンジンの種を協力しながらまく作業の一方で、親子連れがヤギに草をあげふれあうなど、誰もが笑顔で行っていました。
シェイクハンズ松本里美代表は「野菜づくりを通して、高齢者や地域の人の生きがいにつながれば。ヤギはいつでもだれでも、気軽に見に来ることができます。子どもさんやお孫さんを連れて来た人、楽田県営住宅に住む外国人家族、地域の犬の散歩がてらのぞいて行く人、野菜の世話に訪れたボランティアスタッフなど、コロナ禍でも多文化、多世代の交流の場になっていくのを目指しています」と話しました。
 

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