消火器について
ページ番号1001033 更新日 令和2年2月21日 印刷
消火器について
消火器を購入される時に、「色々な種類やサイズがあってわからない」という方も多いのではないでしょうか。消火器には様々な用途に対応できるよう、沢山の種類の消火器が発売されています。それを大きく分類すると「住宅用消火器」と「業務用消火器」に分かれます。
住宅用消火器
住宅用消火器は、ご家庭で使用しやすよう開発された消火器で、天ぷら油火災やストーブ火災に対応しており、コンパクトで女性や高齢者でも操作しやすい作りになっています。本体容器の色の規制がないため、カラフルなものやおしゃれなものが多く、家の中においてもインテリアの雰囲気を損ないません。住宅用消火器の耐用年数は5年、エアゾール式消火器の耐用年数は3年で、薬剤の詰め替えはできません。
業務用消火器
一方業務用消火器は、消火器の設置義務がある事業所に置くことができる消火器で、住宅用消火器より消火能力や使用範囲が優れています。業務用消火器は容器の色に規制があり、25%以上が赤色になるように定められています。耐用年数は8年から10年で、住宅用消火器と違い業務用消火器は、薬剤の詰め替えが可能です。
業務用消火器は、適応火災がA、B、Cで表示され、Aは普通火災(紙や木など)、Bは油火災、Cは電気火災を指します。水では、油火災や電気火災に対して、油の飛び散りや感電などの危険があるため消火に適しません。
消火器まとめ
一般家庭には、消火器の設置義務はありませんが、万が一のことを考え家庭に1本の消火器を設置することをお勧めします。
消防署では、消火器を販売することは行っていません。
街中には、街頭消火器と言われる町内会で設置している10型ABC粉末消火器があります。街頭消火器は、赤い格納箱に収納され、いざという時に初期消火ができるようになっています。自分の住んでいる町内のどこに設置されているか確認しておきましょう。
家庭での消火器の設置位置については、玄関をお勧めします。よく、台所に設置されている方がありますが、家庭で1番出火する確率が高いところが台所で、もし台所から出火した際に、熱くて近寄れずせっかくある消火器が有効活用できないことがあります。玄関においておけば、出火した際に慌てて消火器があることを忘れていても、騒ぎを駆けつけた近所の方が玄関にある消火器に気づき初期消火をしてくれるということが考えられます。
初期消火は、火が天井に燃え移る前までで、天井が燃え始めてしまった場合は、初期消火を諦め一刻も早く屋外へ避難して、消防隊が来るのを待ちましょう。
消火器のリサイクルについて
犬山市では消火器の収集を行っていません。消火器の処分は、以下の方法で処分することができます。
1. 新品購入時に、販売店に引き取ってもらう。(販売店にご相談ください)
2. 「特定窓口」または「指定引取場所」に引き取りを依頼する。
※リサイクルシール(有料)が必要になります。
詳しくは消火器リサイクル推進センターのホームページでご確認ください。
3. 「ゆうパック」による回収
事前に電話で申し込む必要があります。
電話番号:0120-822-306(ゆうパック専用コールセンター)
※回収・リサイクル費はゆうパック専用コールセンターまでお問い合わせください。
<消火器リサイクルに関するお問い合わせ先>
株式会社消火器リサイクル推進センター(一般社団法人日本消火器工業会代理)
電話:03-5829-6773
ホームページ 消火器リサイクル推進センター https://www.ferpc.jp/
お近くの窓口については、下記のリンクから調べることができます。
このページに関するお問い合わせ
消防本部 消防署 企画調整担当
電話:0568-65-0119 〒484-0066 愛知県犬山市大字五郎丸字下前田1