企画展

ページ番号1002899  更新日 令和6年7月9日 印刷 

犬山市制70周年記念企画展「城下町今昔(前期)-木曽川鵜飼と観光-」開催のお知らせ

 犬山市は令和6(2024)年4月1日に市制施行70年を迎えました。これを記念して、前期と後期で展示内容を変えて犬山城下町とその周辺における歴史と文化を幅広く紹介します。
 前期では木曽川鵜飼を取り上げます。犬山の鵜飼については、尾張藩初代藩主の徳川義直が元和4(1618)年に犬山を訪れたときに鵜飼を上覧した記録があり、成瀬正成が成瀬家初代犬山城主になった頃には行われていました。しかし、六代城主になった成瀬正典は日蓮宗を熱心に信仰し殺生を禁じたため鵜飼は衰退しました。その後、鵜飼の廃絶を惜しんだ犬山の鵜飼鎌次郎により明治33(1900)年に復興されます。大正~昭和初期の観光ブームで「日本ライン」が有名になると、多くの観光パンフレットが発行され、鵜飼も犬山の観光の一つとして紹介されるようになりました。そして、昭和39(1964)年から市営となりました。
 本展では、鵜飼に関連する資料や道具、観光パンフレットや写真などを展示し、犬山の観光を代表する夏の風物詩となった木曽川鵜飼の魅力を紹介します。

 

開催期間

令和6年7月11日(木曜日)~令和6年9月9日(月曜日)

※会期中休館日なし

開館時間
午前9時~午後5時(最終入館は午後4時30分まで)
開催場所

城とまちミュージアム(犬山市文化史料館本館)展示室2

観 覧 料
一般300円(中学生以下無料) 団体(30名以上)240円
※隣接するIMASEN犬山からくりミュージアムとの共通券
お問い合わせ先

犬山市文化史料館
〒484-0082 愛知県犬山市大字犬山字北古券8
TEL&ファクス 0568-62-4802
E-Mail shiro_machi@mf.ccnw.ne.jp 

◇主な展示資料

1.「犬山の観光案内」

犬山の観光案内
 「犬山の観光案内」犬山町・犬山観光協会発行 昭和20年代頃 犬山市文化史料館蔵

  大正~昭和には鳥が空から見下ろした視点で描かれた「鳥瞰図(ちょうかんず)」が人気を博し、多くの観光パンフレットに取り入れられました。本資料には、木曽川にかかる犬山橋のそばに篝火を焚いた鵜舟が数隻描かれ「犬山鵜飼」の文字があります。

2.鵜籠(うかご)

鵜籠
鵜籠 犬山市文化史料館蔵

   鵜飼の鵜を入れて運ぶ竹製の籠です。カタライといわれる相性が良い2羽を一組にして入れます。本資料は、二組、計4羽の鵜を入れる籠で「ヨツザシ」といいます。

企画展図録「城下町今昔 改訂版」販売のお知らせ

              7月11日より城とまちミュージアムにて販売開始!

図録
図録1冊1,000円(税込)

 企画展開催にともない、図録『城下町今昔 改訂版』を発売します。犬山城と城下町のジオラマや、懐かしい風景の写真をふんだんに盛り込み、犬山の歴史と文化を身近に感じながら知ることができる一冊です。

これまでの企画展

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このページに関するお問い合わせ

教育部 歴史まちづくり課 伝統文化・建造物担当
電話:0568-44-0354 犬山市役所 本庁舎3階