企画展
ページ番号1002899 更新日 令和5年11月18日 印刷
村瀬太乙(むらせたいいつ)生誕220周年記念企画展「犬山の太乙先生」開催のお知らせ
村瀬太乙は享和3年(1803)美濃上有知(現岐阜県美濃市)に生まれ、23歳で儒学者頼山陽の弟子となり、35歳の時に名古屋で私塾を開きました。その後、42歳の時に成瀬家に御儒者として召し出され、名古屋の学問所(後の要道館)で教鞭を執りますが、明治維新後、要道館が犬山の敬道館と合併すると犬山に移り住み、最後の教授を務めました。その一方で、文人画家として多くの書画を残しました。また、ユニークな人物としての太乙も犬山城下では有名であり、その放逸とした性格は書画にもあらわれ親しまれました。本展では、生誕220年を迎える太乙の作品や遺品を中心に師との交流や家臣としての太乙についても紹介いたします
- 開催期間
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令和5年11月23日(木曜日・祝日)~令和6年1月9日(火曜日)
※12月29日(金曜日)~31日(日曜日)休館
- 開館時間
- 午前9時~午後5時(最終入館は午後4時30分まで)
- 開催場所
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城とまちミュージアム(犬山市文化史料館本館)展示室2
- 観覧料
- 一般300円(中学生以下無料) 団体(30名以上)240円
※隣接するIMASEN犬山からくりミュージアムとの共通券 - お問い合わせ先
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〒484-0082 愛知県犬山市大字犬山字北古券8
城とまちミュージアム(犬山市文化史料館本館)
電話&ファクス:0568-62-4802
E-Mail shiro_machi@mf.ccnw.ne.jp
◇主な展示資料
1.東照公(とうしょうこう)
「東照公」明治13年(1880)村瀬太乙筆 個人蔵
太乙晩年の書画。しっかりと墨をつけ、力強く書かれています。太乙は明治以降の作品には年号と作齢を明記しますが、この作品には「庚辰春第七日」と日付までしっかりと入っているので珍しいものとなります。
2.頼山陽先生書翰巻物(らいさんようせんせいしょかんまきもの)
「頼山陽先生書翰巻物」(部分)嘉永2年(1849) 犬山市文化史料館蔵
頼山陽から美濃の漢学者で一族の村瀬藤城に宛てて送られた書簡を太乙が巻物に仕立てたものです。書簡の後ろに太乙が巻物にした経緯や山陽との思い出が付け加えられています。
これまでの企画展
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このページに関するお問い合わせ
教育部 歴史まちづくり課 伝統文化・建造物担当
電話:0568-44-0354 犬山市役所 本庁舎3階