企画展

ページ番号1002899  更新日 令和7年6月26日 印刷 

夏季企画展「いぬやま妖怪探訪―山姥物語を中心に―」開催のお知らせ

 犬山市南部にそびえる本宮山には山姥が住んでいたといわれています。その伝説は「山姥物語」として犬山以外の近隣に伝わる昔話にも描かれています。郷土の勇士・福冨新蔵が山姥を退治するが、残された血を辿っていくと、思わぬ事実を知るという内容です。
 この他にも木曽川流域に伝わる「ヤロカ水」という洪水を起こす妖怪の話や、橋爪の田んぼに出る怪火、丸山の妙感寺へと練り歩く騎馬武者の姿が妖怪変化であったという話などが残されています。
 犬山に残る妖怪の話として古くから伝わる山姥を中心に、本展では絵巻物や妖怪について書かれた書物を展示し、犬山の妖怪たちについて紹介します。

開催期間

令和7年7月18日(金曜日)~9月3日(水曜日)

※会期中休館日なし

開館時間
午前9時~午後5時(最終入館は午後4時30分まで)
開催場所

城とまちミュージアム(犬山市文化史料館本館)展示室2

観 覧 料
一般300円(中学生以下無料) 団体(30名以上)240円
※隣接するIMASEN犬山からくりミュージアム玉屋庄兵衛工房

(犬山市文化史料館南館)との共通券

お問い合わせ先

【展示に関するお問い合わせ】

城とまちミュージアム(犬山市文化史料館)

〒484-0082 愛知県犬山市大字犬山字北古券8
TEL&ファクス:0568-62-4802

E-Mail:shiro_machi@mf.ccnw.ne.jp

◇主な展示資料

1.山姥物語絵巻(やまんばものがたりえまき)

絵巻
延享元(1744)年 犬山市文化史料館蔵

 犬山の昔話である「山姥物語」の絵巻物です。「小池伝記異入鹿物語」と「異本山姥物語」の二つの話が収録されています。「異本山姥物語」は、本宮山に出る山姥を郷土の勇士が退治する話が鮮やかな絵と文章で描かれています。

2.犬山之栞(いぬやまのしおり)

案内記
大正元(1912)年 犬山市文化史料館蔵

 犬山町を紹介する案内記です。地理歴史や名所、町勢などがまとめられています。その中には犬山の伝説や説話を紹介する章もあり、山姥物語やヤロカ水、勘五郎火などが紹介されています。

これまでの企画展

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このページに関するお問い合わせ

教育部 歴史まちづくり課 伝統文化・建造物担当
電話:0568-44-0354 犬山市役所 本庁舎3階