光化学スモッグに関する情報
ページ番号1003602 更新日 令和3年10月8日 印刷
『 光化学スモッグ 』とは?
工場のばい煙や自動車の排出ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)、揮発性有機化学物(VOC)などが、太陽の紫外線を受けて化学反応を起こすと『光化学オキシダント』と呼ばれる物質が発生し、大気が白くモヤがかかったようになります。この状態を『光化学スモッグ』と呼んでいます。
光化学スモッグが発生すると、目がチカチカしたり息苦しくなる場合があります。特に、子どもや気管支などに疾患がある人が屋外で活動している場合に影響が出やすいといわれています。
光化学スモッグはどのように発生するの?
光化学スモッグの発生は、気象の影響を強く受けます。光化学スモッグが発生しやすい条件となる4月から10月にかけて発生しやすく、特に7月から8月にかけては注意が必要になります。また、以下の条件が重なると発生しやすいといわれています。
- 気温が高い
- 日差しが強い
- 風が弱い
光化学スモッグが発生したらどうなるの?
愛知県では、光化学オキシダントを始め大気汚染物質の測定を行っており、光化学オキシダントが高濃度となったときには、『光化学スモッグ予報』や『光化学スモッグ注意報』などが発令されます。
光化学スモッグ予報等はどうなったら発令されるの?
発令区分 |
発令基準 |
---|---|
予 報 |
オキシダント濃度が0.08ppm以上となり、かつ、気象状況からみて注意報以上の状態が発生することが予想されるとき |
注意報 |
オキシダント濃度が0.12ppm以上となり、かつ、気象状況からみてその状態が継続すると認められるとき |
警 報 |
オキシダント濃度が0.24ppm以上となり、かつ、気象状況からみてその状態が継続すると認められるとき |
重大 警報 |
オキシダント濃度が0.40ppm以上となり、かつ、気象状況からみてその状態が継続すると認められるとき |
私たちは光化学スモッグの発生をいつ知ることができるの?
愛知県のホームページでは、県内各地の大気汚染の常時監視結果や光化学スモッグ注意報等発令情報を公開されています。
また、愛知県の光化学スモッグ情報メール配信サービスや犬山市安心情報メールでは、情報配信登録された皆さんのパソコンや携帯電話に光化学スモッグ情報発令状況をメール配信しています。
屋外で活動される皆さんは、光化学スモッグ情報に注意し、被害の未然防止に努めてください。
予報や注意報、警報が発令されたらどうすればいいの?
- 屋外での激しい運動は避けてください。
- 体調の悪い人は室内で休んでください。
- 風向きを考えて窓を閉めてください。
被害が発生したらどうしたらいいの?
- 屋外での運動は中止してください。
- 症状に応じうがいや洗眼をしてください。
- 室内に入り、窓を閉めるなど外の空気が入らないようにしてください。
- 症状が改善しない場合は、直ちに医師の手当を受けてください。
- 市へ以下の被害内容を伝えてください。
お伝えいただく被害内容
- 被害発生時間
- 被害場所
- 被害を受けた人の状況(住所、名前、人数、年齢、性別、被害時の行動など)
- 主な症状(のどの痛み、せき、吐気など)
- 措置の状況(医師の受診の有無など)
※後日、被害状況などの確認をさせていただく場合がありますので、ご連絡者の名前、電話番号等もお伝えください。
連絡先
平日(開庁時間:午前8時30分から午後5時15分まで)
経済環境部環境課 (電話0568-44-0345)
健康福祉部健康推進課 (電話0568-61-1176)
消防本部消防署 (電話0568-65-0119)
平日(閉庁時間)、休日
消防本部消防署 (電話0568-65-0119)
その他
このページに関するお問い合わせ
経済環境部 環境課 エコアップ担当
電話:0568-44-0345 犬山市役所 本庁舎3階