施設概要
ページ番号1003987 更新日 令和4年12月24日 印刷
1階
玄関・和室
玄関・和室は犬山の間口が狭く奥行きが長い町屋造りをイメージして再現されています。
入口を入るとすぐにからくり人形がお出迎えしています。ぜひ、からくり人形の操作を実際に体験してみてください。
展示ホール
どんでん館の一番の見どころであるこちらでは、犬山祭で実際に曳かれる高さ8メートルの車山の展示がご覧いただけます。精巧な造作が施され、漆や金箔で彩られた車山は一見の価値があります。展示されている車山は一輌一輌すべてが違っていますので、各町内の車山をごゆっくりご覧ください。
ホールでは犬山祭を年中体感していただくために、祭の一日を6分間に短縮し光と音で演出しています。夕焼けの後は提灯がついた車山に灯りがともされます。夜車山(よやま)には365個もの提灯がともされ、犬山祭に幻想的な彩りを添えます。

唯一、屋根に梵天をつけていないことが特徴の車山で、豪華な装飾と凝った彫り物が見ものです。唐子のダイナミックな大車輪が見られる高度な「離れからくり」があります。

犬山祭名物のからくり「綾渡り」を有する車山で、下山の欄干の彫り物には中国の四神である青龍・白虎・朱雀・玄武が各方面にあります。

総白木造りで、漆・塗装・装飾金具をほとんど使用していない車山で、屋根の唐破風下の懸魚として鳳凰、木鼻には獏と獅子があるが、柱間の彫り物などはないシンプルな装いが特徴です。

上山の欄干は漆塗りでありながら、中山の欄干は白木というのが特徴の車山で、からくりは歌舞伎を題材としており、 お囃子方には「名栗町車山ばやし」の目録があり、一通りの演奏をするだけで一時間を超える犬山最長の楽曲群を有しています。
2階
企画展示室
往時の城下町の紹介、犬山祭の関連資料や犬山祭の準備から当日の朝から晩までの流れを追った映像をご覧いただけます。
こちらでは、車山でお囃子を演奏する子ども連の衣装である金襦袢(きんじゅばん)や車山を曳く手子連(てこれん)の装束も展示されています。
※展示内容は企画展などにより変更となる場合があります。
交流サロン
交流サロンまでの通路には、立版古(たてばんこ)と呼ばれるペーパークラフトでできたミニチュア模型が展示されています。江戸末期(1795年から1867年)当時の尾張犬山の祭りの賑わいや街の風情を表現しており、お客様が近づくとセンサーにより車山が巡行します。
また、交流サロンでは、犬山でまちづくり活動を行っている団体の活動を紹介しています。
活動室
どんでん館では、コミュニティ団体及びまちづくり団体の支援を行っております。希望される団体に、会議などのスペースとしてご使用いただいております。
使用に関しては事前に申請が必要になります。詳しくはお知らせページ内『どんでん館活動室年間利用について』をご覧ください。
このページに関するお問い合わせ
教育部 歴史まちづくり課 伝統文化・建造物担当
電話:0568-44-0354 犬山市役所 本庁舎3階