引火点と発火点の違い
ページ番号1001032 更新日 平成28年3月31日 印刷
今回のテーマは引火と発火です。両者は新聞などでも混同して使われている例が時折みられます。
引火
可燃性物質を加熱していき火源を近づけると燃え出す現象
(注)引火点 可燃物が燃焼に必要な可燃性蒸気を発生する最低温度
発火
可燃性物質を加熱していき火源を近づけなくても燃え出す現象
(注)発火点 可燃物が燃え出す最低温度
例
植物油は常温では火源を近づけても燃え出すことはありません。
しかし、フライパンに入れこんろで加熱していくと、約260度で白い煙(可燃性蒸気)が出始め、さらに加熱し約326度でマッチなど、火源を近づけると、煙が一瞬にして炎に変わり燃え出します。これが引火です。
また、火源を近づけることなくそのまま加熱していくと、約360度で自然に燃えだしていきます。これが発火です。
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