どんでん館
中本町まちづくり拠点施設
犬山祭で実際に曳く様の、きれいに飾られた車山4両を展示。音と光で祭の1日を6分に短縮して祭を再現しています。犬山祭は江戸時代の1650年頃から始まりました。4月の第1土・日曜日には、各町内から13両の車山(犬山では山車のことを車山といいます)がでて、城下町を引き回します。
この祭の特徴は13両の車山すべてに精巧な「からくり」が作りつけられていることと、車山を方向転換する際に「車切」と「どんでん」という豪快な方法が用いられていることが挙げられます。「車切」は約3トンあるといわれる車山を25人の手子が力任せに4輪を地面に付けたまま方向転換、「どんでん」は2輪を力で持ち上げて転換することをいいます。見ている者にでも思わず力が入ってしまいます。全国に多数存在する、山車を曳き回す祭の中でも豪快さにおいては、他に類を見ない祭となっています。
「どんでん館」では、この他に祭に子供が着る豪華な「金襦袢」など、町屋に伝わる各種の資料を展示したり、犬山の文化を映像で紹介したりしています。
開館時間………9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日…………12月29日〜12月31日
入館料…………大人:200円/中学生以下:無料(特別展は別料金)
交通……………名鉄犬山駅より徒歩で8分
問い合わせ……どんでん館TEL0568-65-1728
「どんでん館」の見所
■町屋の造り
城下町の町割(敷地)は短冊形といって、間口が狭く(約4.5m)奥行きが長い(約40m)地形をしています。どんでん館では、玄関を入るとすぐに和室があり、その横に土間が奥の方へと続いている造りにしてあります。これは、この町屋の造りを再現しているためです。ほとんどが2階建てで造られており、天井は太い梁がむき出しのままとなっています。
■1階展示ホール
展示ホールに一歩踏み込むと、センサーが感知して、「コケコッコー」の音とともに、祭の1日を6分間に短縮した光景が始まります。ここでの見所は実際に祭で使用される重量感ある「車山」。4町内の車山が展示してありますが、同じように見えても全て造りが違います。漆塗りで精巧な造作が施してあり、金箔の張ってあるのはかなり見応えがあるはずです。車山に付けられている幕には金糸の刺しゅうが施してあり、何百万円というお金がかかっています。
祭の1日の終盤には、夕焼けのあと提灯の付いた車山に灯りが点ります。夜に曳かれる車山には1両300個を超える提灯が付けられ、幻想的な時代絵巻が展開されます。13両揃うと見事な風景となります。ここでは壁に張られた写真でその様子を味わってください。
■2階展示室
ここでは、映像で犬山の歴史と犬山祭を観ることができます。奥の展示ケースでは13両の車山のミニチュアが飾ってあります。また、祭に車山の上でお囃子を奏でる子供が着る「金襦袢」が展示してあります。豪華な物では1着400万円程します。以前は、町内に男の子が産まれると、お母さんの実家からこの金襦袢が贈られました。近郷では「車山のある町内には嫁にやるな」とよく言われたものでが、今では少なくなったようです。
■2階交流ホール
通路に、江戸時代の祭を立体的に現した「立版古」という動く模型が展示してあります。車山の模型や人形、家並みは全て紙でできています。センサーで人をキャッチすると、自動的に音がでて、車山や人形が動くようになっています。
奥には「三番叟」というからくりが展示してあります。これも実際に使用している「からくり」で、各方面で要望があったときに持ち出して、有志で上演されています。
ホールの壁には、犬山のまちづくり関係で活動している団体の紹介や活動報告などを展示しています。ホールの奥にある「活動室」にはコピーや印刷機、パソコンを設置して、市民活動の支援を行っています。
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